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今度は24歳男性の口の中からウジ虫が40匹

 以前、プーケットの男性の耳からウジ虫が出てきたというニュースをお伝えしたが、今度はなんと、口の中からウジ虫が出てきた男性がいるというニュースが飛び込んできた。

 口の中からウジ虫が発見されたのは、タイ中部地方のプラチーンブリー県に住む24歳の男性、ピワー・タラーシューさん。彼は生まれつき手足がマヒしており、自力で歩くことができない。また、あごが極度に小さいために口を閉じることができない状態。ピワーさんの口から唾液と共に血液が混じっているのを発見した母親が病院へ連れていくと、上あごに穴が2カ所開いており、その中にウジ虫が40匹以上入っていたという。

 ピワーさんの家はとても貧しい。父親は村長だが、普段は車の運転手として生計を立てている。母親は依頼があった時だけ、他人の田んぼの草を刈ったり畑を耕したりといった肉体労働の仕事をしている。昼間2人とも仕事がある時は、ピワーさんはひとりで家に残ることになる。体の自由がまったく利かないためひとりでトイレに行くこともできず、排泄物の処理をしてくれる人もいない。そうすると、どうしてもハエが飛び回ることになり、「その時にハエが口の中に入り、口の中にできた傷に卵が産み付けられてしまったのだろう」と、診察した医者は話す。

 現在は歯医者にも診てもらい、治療を進めている。また、プラチーンブリー県知事、赤十字や各団体が協力し、5000バーツと、生活物資を寄付したという。

 生活に何不自由しないお金持ちがいる一方で、生活するのに必死で病院さえも満足に行くことができない人々がいる。貧しい人々も、きちんとした医療が受けられるような福利厚生のシステムを1日も早く確立してほしいものだ。

(2005年5月23日-タイ)