大学の歓迎会が原因で男子学生が自殺カセートサート大学1年生のショークチャイさんが自宅で銃自殺した原因は、大学での過酷な歓迎会により受けたストレスのせいだと遺族が訴えている。ところが大学側はショークチャイさんが自殺したのは家族の問題や失恋によるものだと反論しているという。結局のところ、原因はまだわかっていない。 ショークチャイさんのお葬式には、中学・高校時代の友人、近所の人たち合わせて1000人以上もの人が参列したが、大学の職員、友人などは誰ひとりとして訪れなかった。ショークチャイさんの姉は「大学には心底がっかりした。無理矢理失恋が理由だなんてこじつけられたのも許せない。弟は失恋した経験が何度かあるし、それが原因で自殺するような子じゃない。歓迎会という名目で、新入生たちが先輩たちのストレスのはけ口になっている。無理矢理何かを強要するのは法律違反。弟が死んだのは歓迎会のせいだ。責任を取ってほしい」と、怒りを露わにした。また、彼の元恋人も「大学は失恋が原因だと言ってるようだけど、私たちはちゃんと話し合って納得した上で別れています。失恋が原因なんて考えられない」と、大学側の見解に反論を唱えた。 歓迎会は合格発表があった日から始まり、回数は大学によって様々。もちろん文字通り歓迎の意味を込めた会もあるが、大学によっては無理矢理大声で校歌を歌わせたり、時には暴力行為や性的な行為を強要させたりすることも多いという。ショークチャイさんの自殺で、大学側の無責任さが露呈した。 大学管理委員会は今回の事件を受けて、全国の大学に勧告書を送った。その内容は、1.大学側は歓迎会の様子を管理し、まだ行っている大学は即刻中止すること、2.もしまだ歓迎会を行わなければならない状況なら、全ての学生と職員、保護者の許可を取ること、3.校外での歓迎会の禁止、というもの。 ショークチャイさんの友人は「これで大学が歓迎会を良いものにするために変えていくだろうし、これ以上暴力や性的なことをする先輩も少なくなるでしょう」と、語った。 (2005年6月13日-タイ) |
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