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省エネのため3つの対策を決定──タイ政府

 7月5日、エネルギー省のチャーポン・シリウィット氏は、省エネのための3つの対策が決定したと発表した。その対策内容は以下の通り。

  1. ガソリンスタンドの閉店時間を現在の24時から22時までとする
  2. 看板の照明を現在の22時から21時までとする
  3. タクシー乗り場を決め、タクシーはその場所で待機し、乗客もその場所から乗ること

 3のタクシー乗り場を決めるというのは、乗客がいない状態で走るのを減らすことが目的。これによりガソリンの無駄使いを防ぐという意味合いがある。乗り場はデパート前やバスターミナル前など人が多く集まる場所になる。この3つの省エネ対策は7月12日から実施。

 チューポン氏はこの3つの対策について、次のような効果があると述べた。「経済全体、雇用、住民に大きな影響を与えないという3つのメリットがあると考えています。例えばガソリンスタンドは、24時〜朝5時までの閉店では3%の節約になるが、22時〜朝5時まで閉店なら5%に節約につながるのです」。

 さらに省エネを促進するため、カフェ、パブ、カラオケ、スナック、バー、ゴルフ場などの特別サービス業種と、一般家庭との電気料金の計上方法を分ける可能性もあると発表した。なぜこのような措置を取るのかというと、特別サービス業種は、社会全体にとってあってもなくても影響を与えない、役に立たない業種だからだとのことだ。

 ただ、こういった政策が「雇用にどれくらい与えるかという点についてはまだわかりません」とチャーポン氏。

 タイ工業員の委員長、サンティ・ウィラッサダーノン氏は今回の対策に対して次のように語った。「3つの対策は工員たちも賛成しており、省エネのために協力します。ただ、ガソリンスタンドの営業時間は、深夜も走らなくてはならないトラックやバスには影響があるのでは。そういったトラックやバスが深夜でもガソリンを入れられるような特別な場所を設定してほしい。それから、10年以上も同じ車を使っているタクシー運転手には、政府が費用を出して新車に買い換えるように進めてほしい。古い車は燃費が悪いですからね」。

 7月12日から実施されるこの対策は、一体どれだけのエネルギーが節約できるのだろうか。2〜3ヶ月後、10%の節約につながれば成功といっていいだろう。果たして、今回の対策の効果はいかに?

(2005年7月7日-タイ)