渋滞の高速道路で出産──タイの警察大活躍8月3日、朝7時50分。パホンヨーティン通りのアヌサワリーチャイサモラブーン付近の高速道路出口時点で、渋滞に巻き込まれた一台の車の中で女性が出産するという事件が起こった。 「車の中で出産してしまいそうな女性がいる」との通報を受けたパラーチャムリープロジェクトと呼ばれる警察の緊急医療チームは、現場にすぐさま急行。緊急医療チームが到着すると、車の中では女性の苦しそうなうめき声をあげており、なんと子供の頭がすでに出かかっているような状態だったという。そして7時50分、緊急医療チームのピシェー・ウィセチョーさんは的確な行動により女性から男児を無事に取り出すことに成功した。そしてそのまま警察の車で女性と男児を病院へと連れて行った。 出産した女性は、パーニ・ネノンさん(28歳)。車の中で出産してしまうという珍しい経験をした彼女は事件を振り返り、次のように語ってくれた。「今日の朝方、ひとりで部屋にいる時に陣痛がきたの。旦那は田舎の方に出張していたから、まだ夜明け前の4時くらいに隣の部屋の友人に車で病院へ連れて行ってもらったんだけど、ひどい渋滞に巻き込まれてしまって…。それで病院に間に合わなくなってしまって、警察に助けてもらったの。あんな状態の中で無事出産できて、警察の方には本当に感謝しています」。 今回、男児を取り出したピシェー・ウィセチョーさんは道路での出産を、なんとこの3年間の間に4回も経験している。今回で5人目の赤ちゃんを取り出したことになった。 (2005年8月3日-タイ) |
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