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　現在タイで人気女性アイドルがもっとも多く在籍しているRSのアイドルレーベル『KAMIKAZE』で、本格的タイポップス路線を直走っているのが、KNOM JEAN（カノムジーン）。セカンドアルバム『SPIRIT』から約1年が経過し、満を持してリリースしたのが今回のサードアルバム『LOVEFUL』である。今作は女の子の友達or恋人？の間で揺れる気持ちを曲にした前作のアルバムを踏襲する内容となっており、切ない女心を見事な歌唱力で歌いきっている。新人歌手では異例となる日本来日4回（2009年は東京、大阪タイフェスティバルにどちらも参加！）と日本人ファンも急増中、またラオス、カンボジア、マレーシア等海外でもイベントに引っ張りだこのKNOM JEAN。
　 彼女の魅力はなんといっても歌に対する純粋な気持ちと、ポップスはもとよりロックからルークトゥンまで歌いこなす抜群のステージパフォーマンスだろう。あと数年経てば本格的ポップス歌手として、大化けしそうな勢いが感じられる。

タイロック界のスーパースター、SEK LOSO（セーク・ローソー）のデビュー12周年を記念して行われた大型コンサート。ここ最近ソロの大型コンサートをやっていなかったSEKにとって久しぶりとなるインパクトアリーナ公演となった。タイ人なら誰でも口ずさめる数々のヒット曲を作り上げたSEKだけあって、オープニングの「クントゥー」からラストの「ラオレナーイ」まで全39曲を歌いきるまさに集大成的内容となっている。タイの一田舎者からタイを代表するロック歌手に登りつめたSEK LOSOのカリスマ性、そして彼独特のタイロックスピリットは現在も健在。SEKを聴いたことがない方でも、このコンサートを見ればファンになること受け合いだろう。
　 ゲストに大物女性歌手MARSHA（マーシャー）、元祖アイドル男性歌手MOS（モス）、そしてSEKと乱闘騒ぎを起こした因縁のNOI PRU（ノイ・プルー）など超豪華メンバーも参加しコンサートを盛り上げている。