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TOP > topics > thai_music > GRAMMY BEST OF THE YEAR 2010/RS BEST OF THE YEAR 2010
今月のタイミュージック新曲紹介
GRAMMY BEST OF THE YEAR 2010 　毎年恒例となるグランミーでヒットした曲を収録した年間ベストアルバム。今年もっとも流行った曲を選曲していると言われる注目の1曲目は、BODYSLAMの「クワームラック(愛)」。グランミーのロックバンドはそのほとんどがgenie recordsに所属しているが、その中でBODYSLAMはここ数年断トツのナンバーワン人気を保っている。そして2曲目は韓国旅行で知り合ったカップルのラブロマンスで大ヒットした映画『グワンムンホー』の挿入歌となった25 HOURSの「インディーティーマイルージャック(知らなくてよかった)」25 HOURSはまだフルアルバムがリリースされていない新人バンドだが、今後の活躍に期待大。他大御所のASANEE WASANを筆頭に例年常連のDA ENDORHPINE、BIE THE STAR、AOF、POTATO、CLASHなどが収録、新人ではKLEAR、THE BOTTOM BLUESなど注目バンドが収録。今年は2枚組でのリリースとなっており、いろいろなジャンルを楽しめ、タイミュージック初心者にもお勧めの1枚と言えるだろう。
RS BEST OF THE YEAR 2010 　一方の大手音楽メーカ、RSの年間ベストアルバムがこちら。注目の1曲目は3.2.1(スリートゥーワン)の「ケーティーラック(ダーリンだけ)」。3.2.1はフルアルバムが12月地点でまだリリースされていないが男性2、女性1の新人ユニットでアイドルレーベルKAMIKAZE所属。2000年初頭爆発的にヒットしたBAZOOを彷彿させるものがあり、ダンスポップやHIP-HOP、K-POPS等を取り入れたサウンドとなっている。他収録歌手はKAMIKAZEからFOUR MOD、FFK、SWEED、WAII、K-OTICと16曲中6曲を占め、RSのアイドル層の厚さが感じられる。その他ロック・ポップスバンドのI-NAM、PRIK THAI、FLAME、SUNSHINE、KLERM、ソロではBLACKJACKやNOEYなど、ベテランから新人歌手・バンドまでまんべんなくヒット曲が収録された。タイでは10-20代前半の若者が聞いて楽しい内容となっており、グランミーとポップス部門では明確な方向性の違いが感じられるので、是非グランミーの年間ベストアルバムと聞き比べてほしい。